Monday, August 31, 2009

健康診断に行ってきた

朝一番で健康診断に行ってきた。

NZでは健康診断は希望制なので、GP(家庭医)に申し出て希望の検査をしてもらう。
自分の場合は、血液検査を事前に済ませ、その結果が出たタイミングでGPに問診をしてもらった。

結果はOKだったのだけど、血液検査と心拍、リンパ、身長体重をチェックしてもらうだけの検査でX線検査もない。日本では35歳を超えてからは、胸部レントゲンはもちろん、バリウム飲み胃のレントゲン、尿と便の検査など、半日人間ドックをやっていたので、なんか物足りない。(笑)

GPに聞くと、コストもかかるしfalse negativeの数も増えるので、「効果が高い」検査しかしないという。でも、1年以上のNZビザを申請するときにはX線も必要なのはなぜだろう。

それはともかく、オプションで、脳ドックとかあらゆる検査が用意されている日本とはかなり違う。

定期健康診断では主に生活習慣病予防を促す警告くらいしか出ないという印象もあるけれど、日本の検査項目の多さの効果はどうなのだろうか。都心の人間ドック施設は大きくて、結構おいしい食事までついてくるところが多いところをみると、きっと儲かる商売ではあるのだろうけれど。

「立法機能が行政と統合された日本」

池田信夫氏のBlogにちょうど今日書いたBlog Entryに近いことが書いてあった。
「英米型のシステムでは議員の政策を議会事務局が法案化するが、日本では法案化が官僚機構に丸投げされているため、立法機能が実質的に行政と垂直統合され、政策の中身まで官僚に囲い込まれているのだ。」

法案化が官僚機構に丸投げ。どうりで法案策定プロセスが国民に見えてこないわけだ。

「ITゼネコンが役所を食い物にするのは、官僚が専門知識をもっていないからだ。同じように官僚が政治家を食い物にしてきたのも、政治家が地元利益にしか関心のない素人だからである。」

というコメントも面白い。確かにITゼネコン、国や自治体を食い物にしてひどい商売をしている例は少なくない。

やれやれ、官僚依存体制打破は実現するのだろうか。

Sunday, August 30, 2009

政権交代と日本経済

民主党が政権を取ると経済がしばらく低迷するという予測?があったけれど、どうなるだろうか。
そんな影響ないじゃないかと思ったりする。

さて、政権交代。高速道路無料とかバラマキが多すぎてどうかと思うけれど、地方分権を進め、新しい経済の流れを作り出してくれることを期待します。

「官僚から政治を取り戻す」という言葉をよく聞くけれど、全く同感ではあるもの、政治家の能力不足もあるのではないかと心配である。

米国では立法府の参加者である議員は弁護士が多い。弁護士というより法律家という言葉を使うべきかもしれないけれど、法律のプロだからこそ、どのような法改正、法律が必要か判断できるという意味では適切な経歴だと思う。国民の代表として支援者の声を代弁するという意味でも弁護士という職業は適切かもしれない。

日本の政治家は政治家の秘書を数年やり、政治をまわすための根回しや人間関係を学んで政界入りを果たすケースが多いように感じるけれど、それで立法府で活躍できる人材ができあがるのか疑問である。

別に米国の政治がうまくいっていると言っている訳ではない。米国ではロビー団体の影響力がかなりの影響力があるらしく、暴走する資本主義でロバートライシュはその危険性を訴えている。

ただ、上院で行われる委員会での審議などにくらべて、日本の国会討論が幼稚に感じてしまうのは、日本の国会が注目されるのが、スキャンダル関連で盛り上がっているときばかりだからなのだろうか。

日本は労働者の質も高いし、文化レベルもとても高い国だと思う。でも、もうそろそろ古いやり方を変えないと、新しい時代に取り残されていってしまう。

ミクシィアプリとOpenSocial

ミクシィアプリが公開された。OpenSocial APIに対応しているので、同仕様を採用する他サービスと同時に開発がしやすくなる。モバゲーも9月上旬にOpenSocial API対応インタフェースを開発者向けに公開予定とのこと。

アプリAPIで人気を高めたFacebookに対応してできた感が強いOpenSocialだけれども、モバゲーはともかく、ミクシィアプリはどうなのだろうか。

そもそもミクシィとモバゲーのアクティブユーザーは重ならないような気がするけれど、OpenSocial対応だとアプリを作る側もやる気が出ることは確か。

個人的にはTwitter, Brightkiteあたりの方が全然おもしろいのだけど、来年の今頃日本でのSNS/モバイル系サービスがどんなになっているか興味深い。

Tuesday, August 25, 2009

一人当たりGDP

べつに一人当たりGDPが高いから生活が豊かだと思ってはいないけれど、たまに見ると発見があって面白い。

http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_GDP_(PPP)_per_capita

アイルランドが世界トップクラスだとは最近まで気付かなかった。ヨーロッパ大陸に近く労働力もリーズナブル、そして英語圏だということを売りに米国のIT産業を誘致し、伸びた話は以前読んだことがあるけれど、一人当たりGDPがそんなにたかかったら人件費の高さに企業が逃げてしまわないのだろうか。シンガポールのように金持ち層が厚く、一般人件費は安いのか?

世界銀行版だとニュージーランドは34位、バハマの次だそうだ。バハマ。。。大学時代に遊びに行ったことがあるけれど、そんなにお金持ちの国には見えなかった。カジノは中国系がいっぱいで賑わっていたけれど。

Sunday, August 23, 2009

テクノロジーの選択

いまはiPhoneアプリを書いているので、Objective-c, Cocoa Touchを勉強している訳だけど、他にもHTML5、Java FXなど一通り見て知っておかなければならないテクノロジーがいろいろある。

Scala+Liftもおもしろそうだし。

Java FXはAdobeのFlexのようにRIA(Rich Interface Application)アプリの為のフレームワークなのだけど、インターネット系の技術と言っても幅が広く全てを追うのはきつい。

少しフォーカスをしぼらないと。ビジネスモデルだけでも追いきれない。

Tuesday, August 18, 2009

Windows 7 とマイクロソフト

日本にいたころに買ったThinkpad X60にWindows 7を入れてみた。
数日使ってみて。。。うーん、つまらない。

Vistaのときから更にMacライクなインタフェースに近づけようとしているのか、Macを意識したと思われる改変が見られるもの、別に使い勝手はまったく良くなっていないように思う。

まあVistaと比較すると確かに軽くなったかもしれない。その程度。

最近MS Officeもほとんど使わない。クラウド中心の流れに追いついていけておらず、企業向け、消費者向けのどちらでも優位が失われていっている。AmazonのEC2のようなクラウドサービスを提供するチャンスもあったような気がするけど、パッケージソフトから抜け出せず、ネットワークサービスであるWindows Liveなど(ほとんど使っていないのでわからない部分もあるけれど)も魅力に感じない。

大丈夫か、マイクロソフト。マイクロソフトは5年後にはどんなになっているのだろうか。

Sunday, August 16, 2009

民主党とニューヨークタイムズ

ニューヨークタイムズの記事はは軽く目を通すのが日課になっている。

またニューヨークタイムズのiPhoneアプリはタイポグラフィ(活字デザイン)もしっかりしていて読みやすいので、iPhoneでの暇つぶしに読むことも多い。

リベラル系論調で知られるニューヨークタイムズだが、昨年のノーベル経済学賞を受賞したポールクルーグマン、「フラット化する世界」のトーマスフリードマンなどのOp-Edコラムニスト陣の記事が面白い。面白く感じるということは共感する部分が多いということで、自分もアメリカではリベラルに属する考えを持っているのだろう

今、アメリカでは国民皆保険制度の賛否で大きく盛り上がっている。共和党系のメディアから「保険の選択肢がなくなる」とか「医療の質が下がり何ヶ月もの治療待ちが発生する」など極端な意見が出ていて不思議なくらいなのだけど、共和党はレッセフェールを追求するというより金持ちを優遇し、利己的な政策を求めているように見えてしまう。病歴があると健康保険に入れなかったり、保険に入っていても大病をしたとたん保険加入前に存在した(無関係と思われる)症状が原因で保険が下りないような制度でアメリカの人たちは安心していられるのだろうか。

医療が安いからと行って、病院通いが多くなり、大量の薬を処方され薬をたくさん飲まないと不安に感じるようになってしまうような日本の老人もいるけれど、国民皆保険はどこでも必要不可欠なものなのではないだろうか。
先進国で国民皆保険がないのはアメリカだけだと言われるけれど、いくら自己責任の国と言ったって、4700万人と言われる無保険者はどうにかしなければいけない。

しかし、アメリカでは社会主義的な政策はすぐにヨーロッパ化だとか政府に自由を奪われるという意見がどっと出てくる。社会主義というよりもセーフティネットレベルの話だと思うのだが。

医療制度改革と経済危機対応の出費で財政赤字が膨らむ中、オバマ政権の支持率は下降中。オバマがんばれ。

関係ないけど、小浜市の菓子屋からオバマまんじゅうが発売されている。パッケージに書いてある絵が肖像権をいしきしてか、オバマの後頭部と思われ絵(つまり後ろ向き)になっているのが面白い。

Thursday, August 13, 2009

運転中の携帯電話使用がNZで禁止に

運転中の携帯電話使用がNZで禁止になることが決まった。施行は11月1日から。当然の流れだと思う。

今の世の中、運転中の携帯電話使用がとても多い。法律で禁止されても使用する人はいると思うけれど、法的にもそもそもしては「いけないこと」にすることはとても重要だ。

朝のラッシュ時、モータウェイ(高速道路)への入り口近辺は渋滞が多く、のろのろ運転を強いられることが多い。この渋滞の中、携帯での通話はもちろんのこと、TXT(ショートメッセージ)を打っている人が意外と多いことに驚かされる。当然視線は手元を見ていて、前を見ていない。

これでブルートゥースヘッドセットが売れるんだろうな。

Tuesday, August 11, 2009

アップルストア

只今MacでiPhoneOSを3.01にアップデート中。。。でふと思い出した。

ニュージーランドにはアップルストアがない。

別にたいしたことはない。。。かもしれないが、サポート窓口であるジーニアスバーもないというのは大きいかもしれない。

通常の販売店で受けられるサービスなどひどいものなので、いつかはできてほしいと思うようになってきた。

シンガポールに行った時、あちらにはIKEA、無印良品、ユニクロがあるのがうらやましかった。(笑)

まあ、田舎なのがニュージーランドのよい所なんだけどね。

Wednesday, August 5, 2009

春の匂い

この数週間、だんだん春めいた香りを感じるようになってきた。
気温の変化はそれほどではないもの、多くの花が咲き始め、空の色も変わって来た。

うちの庭の椿もきれいな花を咲かせている。

お隣のおばあちゃんのところの椿は満開をすぎている。そのおばあちゃんが先週亡くなり、今週月曜にはお葬式があった。そのおばあちゃんはしばらく前から施設に入っていて、家主なしで咲いている椿が寂しそうだと思っていた矢先だった。来年は椿を見るとおばあちゃんのことを思い出すのだろうな。(写真はうちの庭の椿)

Twitterとモバイル

今年に入り、第二次Twitterブームが到来し、特に日本ではこの3ヶ月くらいで急激にユーザー数を延ばしているらしい。

でも、まだまだアーリーアダプター止まりな感があり、テクノロジーセンシティブな人が中心という印象はある。

数週間前にTwitterを始め、すっかりTwitter活用日本著名人ナンバー1(?)になっている勝間和代さんが日経IT
に面白い記事を書いている。キャズム(アーリーアダプターからアーリーマジョリティーへ移行する際の大きなギャップ)を超えられるか?

http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT2n000002082009&cp=1

US,UK,NZなどではSMSでTwitterのアップデートを投稿、受け取ることができ、比較的ローテクなデバイスとの親和性が高い。Twitterの文字数制限は元々SMSを意識して文字数制限を規定したサービスなだけに生活密着度の高いデバイスで生活密着度の高いメッセージを交換することに適していて、Eメールアドレスが各端末に与えられている日本では、Tweet受送信インタフェースがメールで可能になれば、コスト的にも無料に近い状態になり、キャズムを超えやすなるのではないか。

また、昨日のニュースではTwitterの日本展開をしているデジタルガレージが日本の携帯向けのアプリを今秋までに開発ということなので、ユーザーの手前に持ってくるインフラは整うかもしれない。

MixiもTwitterを意識したと思われるサービスがスタートするようだけれど、どうなのだろうか。
Twitterの魅力の一つはクライアントの多さ。目的とデバイスに合わせていろいろな使い方ができる。Mixiはベースのユーザー数が多いので可能性はあるとは思うけれど。

Sunday, August 2, 2009

今週はピザ

先週はパンを作ってみたので、今週はピザに挑戦してみた。

ニュージーランドではおいしいピザにあまり巡り会わないし、家でおいしいものができればうれしいところ。
乳製品輸出大国の割に、載っているチーズも少ないものが多い。

ピザ生地は先週のパン生地から2次発酵をなくした感じで、手間は多少少なくすぐ出来た。生地がどう焼き上がるかわからなかったのでどこまで薄くしていいかわからず2パターン作ってみた。一つは極薄、もう一つは厚め。

仕上がりはまずまず。これだったらかなり薄くしても大丈夫そうだ。生地がおいしいので端のクラストを大きめに作ってもいいかもしれない。今日は時間の関係で市販のパスタソースを使ってみたら、ちょっとしょっぱかった気がする。

家でおいしい物をつくって食べる日曜というのも楽しい。